砂丘美化パートナーは、ひたち海浜公園内の環境美化とそれに準ずる作業をボランティア活動として行い、会員の健康に寄与することを目的としています。毎月第2木曜日に砂丘エリアの除草作業を行っています。ほかにも4~11月の第4金曜日に、水田部会という田んぼの作業もしています。参加自由、欠席連絡必要なし。自主性を重んじ拘束されない、健康的で楽しい活動です。
お話をしてくれたのは、代表の浅井克己さんと、沢田湧水地ガイドも務めている高野さん。
レポーターは、大島中2年 宮田真聖くん、外野小6年 宮田莉優さんです。
<コロナ禍で、どんな影響がありましたか?>
4・5月は海浜公園が閉園されたので、パートナーの活動も中止になりました。ネモフィラが見ごろの一番いい時期でした。楽しみにされていた方たちは残念だったでしょうね。(海浜公園のイベントは7月から再開しましたが、コロナ対策できるものに限られるため、例年の半分以下だそうです。)
<困ったこと、大変だったこと、足りなかった物は何ですか?>
(沢田湧水地パートナー 高野さん)沢田湧水地をガイドするのに、マスクをして案内するのは大変です。距離をとってやっていますが、大声も出せないし難しいですね。ガイドの中には県外から来る人も多くいて、来る方も気を使っています。
<どんな対応をしましたか。工夫したことはありますか?>
(沢田湧水地パートナー 高野さん)受付を強化し、名前や連絡先を聞いています。あとはガイドツアーをするときのグループ分けを、できるだけ県別とか家族単位とか、来た人の地域が混ざらないような工夫をしました。
<他の団体、市民、行政に手伝って欲しいことはありますか?>
市民のみなさんに、学校単位や企業単位で除草作業に来てもらえたらうれしいですね。草の花が咲くタイミングなどがあるので、いい時期に100人単位で来てもらえたら。でも移動が大変かな?バスが3密になってしまいそうですが。広い砂丘エリアの除草には、人手が必要です。
<今後、新たに計画していること、やってみようと考えていることはありますか?>
砂丘美化パートナーも沢田湧水地パートナーも、高齢化が進んでいます。活動の継続性を考えると、ぜひ60代の方に参加してもらいたいです。砂丘エリアも沢田湧水地も、ひたちなか市の自慢できる自然遺産です。今日来てくれた宮田くんたちの世代につないでいくために、地域みんなで保全していきましょう。
この日はとても暑かったのですが、海浜公園の邊保さん、徳田さんにもご協力いただき、社協の加藤さんにも同行頂いて、珍しい花やトンボ、どじょうまで!見ることができ、貴重な体験をさせてもらいました。お世話になりました(^^)
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