記録に残そう⑪ 市民交流センターひたちなか・ま

市民交流センターは、市民と行政が協働して地域社会の課題やまちづくりに取り組む、市民の交流活動拠点施設で、勝田駅東口そばのビル「win-win(ウィン-ウィン)」の2階にサロン室(事務室)と多目的室、1階にはコミュニティギャラリーがあります。

この施設は、それぞれの分野で活動しているボランティアグループやNPO、市民活動団体等のみなさんが、横のつながりを図りながらまちづくりを考える交流の場です。

取材を受けてくれたのは、センター長の五十嵐庸夫さんです。

レポーターは、茨城キリスト教大学1年 滑川彩夏さん、蔀清楓さん。

<コロナ禍で、どんな影響がありましたか?>

多目的室・コミュニティギャラリーを5~6月閉館しました。集まって活動することができず、市民の皆さんも困りました。こども将棋教室、うた声広場、健康マージャンなどの人気講座や、6月のキャンドルナイトなどイベントも中止になり、ようやく7月から少しずつ動き出しています。


<困ったこと、大変だったこと、足りなかった物は何ですか?>

今では市民活動課や社協から必要な備品を援助して頂いていますが、春先に消毒など必要なものが不足した時は、自分たちでお店で見つけたときに購入しておき、小分けの容器に移し替えるなど自主的に動きました。


<どんな対応をしましたか。工夫したことはありますか?>

市民活動課からの指示に基づき、体温チェック、消毒、換気、使用人数の制限(収容人数の半分)、利用された方の名前や連絡先を団体ごとに把握していただく等、できることをしています。また「いばらきアマビエちゃん」登録も行いました(登録されている事業所で感染者が発生した場合、その感染者と接触した可能性がある方に対して注意喚起の連絡がいくシステムで、利用者も事業所ごとの登録が必要です)。


<他の団体、市民、行政に手伝って欲しいことはありますか?>

若い世代の意見がもらいたいです。以前は夏にひたちなか祭りで高校生に、模擬店のかき氷作りや販売を手伝ってもらって、とても頼もしかった!大学生の協力隊もぜひお願いしたいです。いろいろな活動の体験の場を提供できます。


<今後、新たに計画していること、やってみようと考えていることはありますか?>

ここの利用は高齢者の方が多いです。家にいるより外に出て、おしゃべりしたり楽しいのではないでしょうか。私は子どもさんたちも呼びたいと考えています。金魚すくいとか楽しいイベントに来てもらって、これから社会に出ていく人たちの思い出の一つになって欲しい。私たちは次の世代につないでいく使命を持っていると考えています。

NPO法人 生活支援ネットワークこもれび

茨城県ひたちなか市のNPO法人 生活支援ネットワークこもれびです。 笑顔いっぱいのまちづくりをめざして、今日もがんばっています。 今、必要なこと、いっしょにさがしませんか。

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