記録に残そう③ おらが湊鐵道応援団

おらが湊鐵道応援団は、ひたちなか海浜鉄道湊線の存続・発展を願い、さらには湊線を核とした会員と地域住民の交流を通じた地域の活性化を目指し、活動している市民団体です。那珂湊駅を中心に、観光案内をしたり様々なイベントを行っています。

取材に答えてくれたのは、団長の佐藤彦三郎さんと、事務局長の伊藤敦之さん。

レポーターは、前渡小3年 設楽陽心くんと設楽美智子さん親子です。

インタビュー前に、まず伊藤さんからたくさんのプレゼントをいただきました。

貴重なお宝グッズ、ありがとうございます!

<コロナ禍で、どんな影響がありましたか?>

応援団の活動は、自粛要請があった4~5月に休みました。海浜鐵道でも毎年ゴールデンウイークに、ネモフィラで人気の海浜公園への観光客が往復で約2万人利用がありましたが、今年はほぼゼロになってしまいました。毎年4月に行っている周年祭を今年は秋にできるかどうか?検討しています。状況にもよるので悩ましいです。


<困ったこと、大変だったこと、足りなかった物は何ですか?>

(団長さん)消毒などは足りています。大丈夫です。

(駅員さんにも伺いました)マスクをする、車内で大声を出さない・騒がないなど、基本的なマナーを守って乗車していただきたいです。

<どんな対応をしましたか。工夫したことはありますか?>

活動を自粛していましたが、草取りなど工夫しながら密にならないように、少しずつ再開しました。(自粛中も団長さんは駅に来られていたそうです。)


<他の団体、市民、行政に手伝って欲しいことはありますか?>

福島や富山など他の県の団体とは、フェイスブックなどで情報交換しています。横のつながりをオンラインで行っています。月に1回の駅のトイレ清掃など、地元自治会から継続的な支援をいただいていて、那珂湊駅以外の駅でも地域の力で、花植えなどの自主的な活動が広がっています。コロナ禍だからとかではなく、これまでの応援団の活動も、ひとりではできない地域の力で成り立っています。


<今後、新たに計画していること、やってみようと考えていることはありますか?>

応援団には夢があります。それは海浜公園までの延伸です。これまでも10年後、20年後を見据えた活動をしてきました。桜を植える。育った夜桜と列車のコラボで観光名所になり、カメラマンが来て情報発信してくれる。さらにお客さんが来る。これはいろんな人材がいてできることです。地域の力があってこそ。ひとりではできません。

NPO法人 生活支援ネットワークこもれび

茨城県ひたちなか市のNPO法人 生活支援ネットワークこもれびです。 笑顔いっぱいのまちづくりをめざして、今日もがんばっています。 今、必要なこと、いっしょにさがしませんか。

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