「和太鼓の魅力を多くの人に伝えたい」という思いで結成された和奏(わかな)。
福祉施設でのボランティア演奏をはじめ、各地で行われるイベントに参加するなど、幅広い演奏活動を行っています。
取材を受けてくれたのは、代表の齋藤信介さん。
レポーターは、中根小5年 川津琴音さんです。
<コロナ禍で、どんな影響がありましたか?>
年間約100件ほどのイベントに参加していましたが、2月下旬を最後に、すべて中止になってしまいました。お客様の前でやることなので、みんなそうですし仕方ないですね。時代が変わってしまったと感じています。
<困ったこと、大変だったこと、足りなかった物は何ですか?>
練習場所が一時使えなくなり、練習ができなくなりました。でも僕たちは太鼓を仕事としてしているわけではなく本職がありますので、生活は大丈夫でした。ただ、イベントなどで期待してくれた人たちにも会えなくなり、寂しかったです。
<どんな対応をしましたか。工夫したことはありますか?>
水戸の黄門祭りにリモートで参加しました。他にも何かできることをしようと、フェイスブックやユーチューブで太鼓を演奏した動画をあげたりしました。
(見ました!と川津さんとお母さん)
和奏 FACE BOOK 『点と点』齋藤信介2020 より
<他の団体、市民、行政に手伝って欲しいことはありますか?>
これまで市や地域のイベントなどで、地元を盛り上げたいとボランティアで貢献してきましたが、何か逆にしてもらうという視点がありませんでした。町おこしとかイベントで、太鼓の音で祭りっぽく盛り上げてほしいという要望があれば、むしろ協力したいです。ぜひ声をかけて下さい!
<今後、新たに計画していること、やってみようと考えていることはありますか?>
最近、いばらき観光マイスター(茨城県がおもてなし日本一を目指し、認定する制度)を取得し、いばらき観光マイスター実証企画コンペディションに応募するというチャレンジをしましたが、残念ながら採用されませんでした。でも、「和太鼓の魅力を人に伝える」というミッションは変わらず持ち続けています。地元の祭りに7~8年参加していて、地域に根ざすことももちろん大切ですが、今後は動画で発信するなど、海外に向け情報発信を行い、外国の人ともつながれたらと夢が広がっています!
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