生活支援ネットワークこもれびは、ひたちなか市初のNPO法人として平成13年に活動を開始。地域の中でいっしょに暮らす人々が「ここでずっと生きていたい」という願いを持ちながら、自らの力で生活することへの援助を行うことを目的としています。
こもれびが運営するデイホームはっぴいは、障がいのある子どもや大人の方が通ってきている施設です。お散歩をしたり、簡単な作業をして楽しくすごしています。
お話をしてくれたのは、スタッフの飯田和徳さん。
レポーターは、勝田一中 2年 安琴葉さん、1年 安優風さん、お母様の安恵子さんです。
<コロナ禍で、どんな影響がありましたか?>
学校が休校になり、長期休みの時のように朝から放課後等デイサービスに通う子もいましたが、学校も放デイも両方お休みにして、ずっとお家で過ごされるご家庭も多かったです。大人の方も外出を控える傾向で、デイホームはっぴいの利用は例年よりも大きく減りました。
<困ったこと、大変だったこと、足りなかった物は何ですか?>
外出の機会が減り、楽しみがなくなりました。それに代わるものを考えてはいますが、なかなか難しくて。ご家庭でもそれぞれ大変だったと思います。マスクや消毒は、はっぴいの在庫がなくなってからは、スタッフが自身の買物で見かけたら少しずつ買うなどして、なんとかしのぎました。
<どんな対応をしましたか。工夫したことはありますか?>
室内で楽しめる手作りのゲームを考えたり、密にならないよう午前午後でプログラムを分けたり、個別対応の時間も増やすなどの工夫をしました。9月に作品展を控えており、作品作りにも励みました。検温・手洗い・消毒にも気を配っています。
<他の団体、市民、行政に手伝って欲しいことはありますか?>
障害や健常など関係なく、誰でも使える活動場所があればいいなと思います。例えばプールとか。地域、市民の方には、福祉に関して興味を持って知ってくれたらうれしいです。こもれびの作品展が9月に市民交流センターのコミュニティギャラリーであるので、私たちの活動を知ってもらう機会になれば。ぜひ見に来てください!
<今後、新たに計画していること、やってみようと考えていることはありますか?>
毎年デイホームはっぴいでは、秋のわいわい祭り、冬のクリスマス会など、利用者さんもご家族も地域の方も楽しめるイベントを行ってきました。今年は何もやらないではなく、新しいお祭りの形を模索中です。また、茨城の野球チーム「茨城アストロプラネッツ」のグッズを手作りするという新たな創作活動も始めました。9月の作品展でも展示予定です!
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