心の和は、障害のある方たちと一緒に、手作り無農薬野菜や手作り雑貨を作って販売しています。障がいのある方が支援を受けながら働くことができる就労継続支援B型の事業所でもあり、草取りや掃除のお仕事も受けています。
お話を伺ったのは、スタッフの諸川しのぶさん。
レポーターは、勝田一中1年 横山季輝くんと横山寛子さん親子です。
<コロナ禍で、どんな影響がありましたか?>
毎年依頼を受けている草取りのお仕事がキャンセルになりました。手作り雑貨も対面で販売する出張販売の機会がなくなり、メンバーさんのモチベーションも下がってしまいました。なので事業所の収入も減っています。
<困ったこと、大変だったこと、足りなかった物は何ですか?>
マスクや消毒は備蓄していた在庫があったので大丈夫でした。困ったことは障害のある方への支援では、どうしても近づかなきゃいけない場面が多く、距離をとることが難しいことですね。
<どんな対応をしましたか。工夫したことはありますか?>
うちは重度の知的の方も多いので、今の状況をどう伝えるのかが課題でした。感染予防の対策(手の洗い方など)を、わかりやすく絵にして説明するようにしました。冊子にしていつでも見られるようにしています。また志村けんさんが亡くなったニュースで、気を付けないと死んでしまう怖い病気だと認識が改まったように思います。
<他の団体、市民、行政に手伝って欲しいことはありますか?>
マスクや消毒は今のところ足りてはいますが、今後の流行状況によっては不足も考えられ、必要な消耗品ですので、援助してもらえたらありがたいです。私たち自身も掃除・換気・手洗い・消毒をとにかく徹底的に行っています。スタッフはプライベートでの行動にも(不要な外出を控えるなど)気を使っています。ご利用者のご家族にもご協力をお願いしています。
<今後、新たに計画していること、やってみようと考えていることはありますか?>
外出は控えていますが、室内で行えるレクリエーションなどは続けています。今は日々の楽しみを見つけて、少しでもストレスのない生活ができるように支援していきたいと思います。
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